みなさんこんにちは、タケイです。
今日は「エンジニアを半年で辞めた理由(改訂版)」について、記事を書きます。
改めていうと、8月31日をもって、エンジニアデビューした会社を約半年で退職しました。
そして、この記事を書いている2020年9月現在、絶賛ニートをしてます。
今回の記事は、2020年7月18日の「エンジニアデビューした今の会社を今年度で辞めることにしました」と、
8月1日の「半年でエンジニアの退職決断に至った理由」の記事を一部、参考にしつつ、退職した理由をかける分だけ書いたリライトした記事です。
半分くらい前回と内容が被りますが、ぜひご覧いただけたらと思います。
書こうと思ったきっかけ
8月31日で正式に退職になって、ニートになり、エンジニアでは無くなりました。
実際は8月の後半から、消化していなかった有給休暇を取得していたので、全く会社に行ってなかったんですが、
その間、なぜ会社を辞めることになったのか、エンジニアを辞めることになったのか、改めて退職した理由を無意識に整理していました。
こんな感じで、仕事がなくて、家でダラダラする生活をすると、考えなくてもいいことを考えるようになります。
それで、今回は退職した理由をかける分だけ書いて、エンジニアを短期離職した一例として、世に公開したいと思い、この記事を書きました。
退職した理由
では、辞めた理由を書いていきます。
今回も思いつくものを隠さずたくさん書いていくので、興味のある方は、十分にまばたきをしてご覧いただけたらと嬉しいです。
1、仕事についていけなかった
以前のブログでは、1番の理由が「苦手な先輩がいた」
だったんですが、冷静に考えたら、「ついていけてなかった自分がいたから」だと思いました。
自分はHTMLとCSSの案件に関しては、なんとかできていましたが、
JavaScriptやWordPressの案件に関しては、本当に何もできず、社内締め切りで終えることができませんでした。
そのせいで、先輩に怒られたり、ディレクターがクライアントに「すいません、納期の締め切り伸ばしていただけませんか」
と連絡したり、会社にとってマイナスなことばかりしていました。
JavaScriptもWordPressもすぐにできる気がしなく、「実務で使えるには、あと半年くらいはかかるかも」と直感で思っていました。
その結果、「自分は会社に迷惑をかけている、いない方が会社のためだ」と思ったので、退職することにしました。
2、苦手な先輩がいたので成長が遅れる
以前書いたとおりですが、苦手な先輩がいました。
先輩との関係が良くないので、何かあるとうまくいかなくなります。
特に、コードを書いて毎度プルリクエストするのがつらいです。
一方で、同期はプログラミングできるし人間性がおもしろいので、同期と私とで先輩が接する態度が全然違います。
それに、先輩が同伴の元、私のPC操作を見てると「おっそい!!」「こうやった方が効率いいじゃん!!」
と言ったり、色々マウントをとってくるのです。
まぁ確かに遅いので、そこは事実で図星なんですがね。
そして感じていたんですが、分からないことがあって同期に質問して対応頂いてるときに、私をまるでゴキブリを見る目でその様子を見ていました。
その後、質問された同期に「あいつの質問どうだった?」みたいなことを聞いてきます。
同期も同期で、「いや〜、わかりにくかったす」というので、私のメンタルに追い討ちをかけるわけですが、
なんというか、私がいないところで聞くなら別にいいのです。
ですが、私がいる空間でそのようなことを聞くのは
ちょっとどうなのかなと思っています。
こんな感じで私のメンタルがあまりよろしくなく、成長も遅れるなと思い、自ら身を引くことにしました。
3、成長が遅く、乖離を感じている
あくまで同期と比べてですが、成長が遅いなと感じていました。
合わない先輩を避けるために「質問しにくいから質問しない」を徹底的にしていたため、
どんどん質問してる同期と完全に差が開いているなと。
また、先輩が求めてる状況と今の私の状況に結構乖離を感じていて
「まだこんなこともできないの」っと言われたこともあります。
もちろん同期に追いつくため、勉強はしてますが、それでも会社から「早く戦力になれ」と言われてる気がしたり、
会社にいても取り残されてる感があるので、辛い状況をいったんリセットしたいと思いました。
4、給料が上がらず、下がる可能性があり、給料泥棒になっている
私が働いてる会社は受託企業なんですが、クライアントがモロに新型コロナウイルスの影響を受けたので、会社全体の売り上げが激減してます。
なので、給料はもちろん、ボーナスにも影響が出て、実際にボーナスが公務員時代に比べ、10分の1まで減りました。
また、1年に1回ある昇給なんですが、昇級の判断基準が成果主義なので、普段の仕事の生産性がどれくらいかで評価されます。
以前のブログでも紹介した通り、私の会社はタスク管理ツールでどれくらいの仕事量でどれくらいの時間がかかったのか把握できる状況です。
なので、私がいかに生産性が低いのかがバレバレなんですよ。
そんな中、社長からは「仕事がとにかく遅い、会社は学校じゃない」と何度か言われてました。
会社は売り上げが落ち、私の生産性は低いまま
こんな状況では、給料は上がらないし、1つの仕事が遅いので、時間泥棒になってると思いました。
なので、会社のためにも環境を変えた方がいいと思ったので、転職を決意しました。
(ちなみに、給料下がったら、手取り20万切りました)
5、物理的職場環境が悪い
私はHSPなので、いろんなことに気を遣いやすいタイプです。
そこで、意外に気になってたのが、物理的職場環境が悪かったことです。
物理的職場環境とは、職場が狭いとか、臭いとか。
私が気になっていたのは、「職場が静かすぎる、ちょっと狭い、デスクの位置が悪い」でした。
職場が静かなのはいいんですが、ずっと「シーン」としてるため、たまに質問しにくいなぁと思っていたことがありました。
なので、誰かが質問しに行くと、私も質問しにいくみたいな、雰囲気が変わったことに便乗して、質問することが多かった気がします。
また、職場がどちらといったら狭かったのも、心地が悪かったです。
ギリすれ違うことができるくらいで、明らかに広くはなかったです。
それに付随して、私のデスクの位置が隅でしたので、
どこか移動する時に、毎回隣の先輩に「すいません」って言ってました。
新幹線によく乗る人はわかると思うのですが、窓側の席に座った場合、トイレに行く際に、隣の席の前を「すいません」
みたいな感じで、ペコリして通ると思います。
オフィスでも席が隅で、隣に先輩がいたので、トイレに行くたびに「すいません、ペコリ」が毎日でした。(まぁ席替えして貰えばよかったかもしれませんが。)
それと、余談ですが、普通オフィスに面談室みたいな、完全に別室で閉鎖的空間のような部屋ってありませんか。
お客さんと会う時に使用する部屋、もっとわかりやすく言ったら社長室みたいな。
辞めた会社では、そういうプライベートなルームが一切ありませんでした。
つまり職場と同室にお客さんと面談するオープンな部屋があり、職員からすると丸見え状態でした。
なので、変なこと言ってたり、社長がブチ切れてたら、全員にバレる状態だったのです。そこらへん、ちょっと気を遣って発言しないといけなかったので気にしてました。(オープンなことはいいかもしれません)
そんな感じで、物理的環境があまり言い方ではなく、ちょっとストレスを感じていたのも、退職に繋がりました。
6、朝早く起きるのがメンタル的に辛い
公務員時代に精神的な病気になって休職し、会社に社会復帰してわかったのですが、
朝に早起きして、出勤しなければならない仕事は正直しんどいと思いました。
特にやりたくない仕事がある、それこそ苦手な先輩とやらないといけない仕事がある日みたいなときは、マジで憂鬱です。
時差出勤してわかったのですが、6時に起きて職場に行くのと、8時に起きて職場に行くのでは全然メンタルが違うんです。
辞めた会社は通勤が1時間半くらいなので、9時出社の場合、めちゃくちゃ早く起きないといけません。
なので、時差出勤だっただけまだマシなんですが、職場を変えて1分でも長く起床できる会社に転職したいと思いました。
7、人にアドバイスしてる割に自分が動いてない
私はエンジニアを目指している方に、「1年働けば市場価値が上がり、転職して給料が上がったり、柔軟な働き方ができる」
みたいなことを言ってますが、全て自分が見たり、聞いたりして集めた情報なんですよね。
これって説得力にかけると思いました。
なので、実際に自分が転職してみることで、自身の体験を元に情報を発信した方が確実に説得力があるなと思い始めたのです。
なので、本当に半年〜1年近くエンジニアやってるエンジニアが転職市場で評価されるのか、転職市場にもう一回出てみて、体感してみたいと思いました。
「未経験よりも実務経験があるだけで、こんなに違うんだ」
「うーん、1年じゃあまり未経験と変わらないか」
こういうのをリアルに体感したいと思っています。
8、副業をがっつりやりたい
今はエンジニアをしてる傍ら、休日にブログ書いたり、YouTubeで情報を発信したりしてます。
これらは会社を辞めたので、躊躇なくできるんですが、
実際、会社にいたら副業をやる場合、会社に許可を取らないといけなかったので、色々めんどくさかったです。
なので、ブログに関してはバレないようにやっていました。
正直、このバレないようにやるのが個人的には心地よくなく、どこかソワソワしながら過ごしていました。
TwitterもYouTubeも顔出しができないので、発信したいことを制限しないといけないですし。
顔出しができないため、テック系YouTuberからのYouTube出演依頼を断ったこともあります。
こんな感じで、YouTubeのコラボを断るなど、新たな出会いの交流とチャンスを逃すことになって、めちゃくちゃ後悔しました。
なので、やるなら、副業がOKで何も気を使うことなく、思いっきりやれる環境に1日でも早く身を置きたいと思い、退職を決意しました。
9、愚痴を言うくらいなら、行動する
世の中には、会社の愚痴ばかり言って、他人の時間を奪い、自分だけ気持ちよくなり、結局どうしたいかわからない人がいます。
この人たちは、結局何も状況が変わっていないんですね。
今回のブログも、若干私の愚痴があると思いますが、その一方で、ポートフォリオを作ったり、エージェントに登録してみたり、転職するまでのスケジュールを組んだりと、9月〜12月に転職先を決められるよう、動いてるわけです。
ですが、緊急事態宣言が終わり、在宅勤務明けに出勤になった際に愚痴が多くなる状況に陥っていました。
「出勤させる弊社はおかしい」と。
ですが、そのようなツイートをするくらいなら、社長に直談判するとか、会社を辞めるとか行動を起こす方がよっぽど現実が変わります。
「出勤させる会社はおかしい」「あの先輩がムカつく」と我慢しながら、今の会社で働くのは、「何か矛盾してね?」と思いました。
10、無駄な時間を使い、無駄な仕事がある
会社の社員で、しかも新人だと、お茶汲み、電話応対など、エンジニアがやるタスクじゃないことを任されます。
会社員をやったり、見たりして思ったのですが、本当無駄が多いなと。
お茶汲みとか、対応する社員が適当にペットボトルを渡せばいいし、電話とか、エンジニアの私ではなく、ディレクターに用事があるんだから、そのままディレクターが電話をとった方がいいと。
内線を回してる時間が無駄ですよね。
あとは固定電話って明らかにスマホより音声が聞き取りにくい。
それよりなら、個人が所有する会社のスマホにかけた方が聞き取りやすく、内線も必要ないので、よほど時間も効率いいです。
あと、在宅勤務できるのに、わざわざ出勤させる会社、クライアントに会うために何万もかけて出張する会社ってコスパ悪くね?と思っていて、
通勤手当、出張の交通費、オフィス代、社員が病気になる確率
全て会社が抱えてるのですが、在宅勤務にすれば、そこら辺を削減できるわけです。
ですので、「一生こんな無駄社会で生きるのは嫌だ」と思ったので、無駄社会から抜ける準備を進めるため、転職を決断しました。
11、素直に派遣をやってみたい
派遣って、世間的に不安定で印象がよくないですが、派遣でもスキルが身につき、いいところあるよねと思いました。
派遣は、「あくまで派遣会社から派遣された人」なので、いろんな意味で「社外の人」扱いがあると思います。
よそ者扱いされ、ボーナスもないため、正社員よりも不利な状況なのかもしれません。
しかし、一定の期間をやって現場を変えられたり、何かあればスパッと何も容赦なく辞められるのところがいいです。
それに、時給で計算したら、明らかに今の会社よりも給料が高いですしね。
スキルを身につけるためなら、正社員だろうと派遣だろうと関係ないと思います。
派遣でエクセル極めて事務職35万円もらってるみたいな話も聞いたことあります。
あと、私は、高校中退、大学は22歳入学25歳卒業、会社を3つも退職しました。
こんな感じで、経歴が最悪すぎるので、深くツッコミが入る正社員の面接では転職が絶望的なんです。
その反面、派遣は面談なので、経歴よりも、何ができますか?とかフランクなことが多いと聞きます。
なので、どこか過去の経歴を心配しなくていいところが私にとって派遣の魅力的なところでもあります。
12、フリーランスになりたいなら、最短でもいい
以前の記事でも書いた通り、フリーランスになって生計を立てたいと考えています。
なぜなら、選択肢や自由度が広いからですね。
当初の予定では3年くらい実務経験を積んでからフリーランスになろうと思っていました。
ですが、最近になって「今の会社に3年も働く必要ある?」とも思い始めました。
そこから、「最終的にフリーランスになりたいなら、1秒でも早くフリーランスになって、フリーランスとしての経験を積んだ方が絶対にプラスだ」と考え直すようになったんですよね。
なので、極論、即フリーランスも全然アリだよなと。
また「今の会社に3年も働く必要ある?」との考えがあったおかげで、
「別の会社で働いてスキルを磨いてからフリーランスになるのもいいよな」
とも思えるようになりました。
私は性格上、「自分の中で納得できないとスタートが切れないタイプ」です。
つまり、ある程度自分で準備して行動に移すタイプ。
なので、フリーランスになるためのプロセスは別に今の会社だけじゃなくてもいいと思い、まずは環境を変えてみよう
と思いました。(実際、実務半年でフリーランスの紹介はweb制作に関して言えば、厳しいです)
結局、退職の根本的要因は実力不足
退職を会社に伝え、8月の後半から有給休暇で休んでいたんですが、
「結局、仕事ができなかった自分が悪かったな」と思うようになりました。
もし、即戦力として現場に入っていたら、全然会社での評価、先輩からの評価が変わっていましたし、こんな早くに退職に至ることはなかったと思います。
本当に、エンジニアは「コードをかけるかどうか」
これにかかってます。
評価の基準がシンプルなので、勉強をガンガンすれば絶対にプラスになります。
なので、次の現場では、勉強をガンガンしら、コードをかける自信を十分つけて臨みたいと思っています。
今後について
2020年9月5日現在、絶賛転職活動中です。
転職活動を始めて2週間くらいですが、めちゃくちゃ仕事を紹介されるものの、面談まではいかない状況です。
ですが、実際にやってみてわかったことがたくさんありましたし、退職してよかったと思っています。
また、今後については、新たに挑戦したいことを決断しましたので、次回以降のブログに公開しますね。
今後ともよろしくお願いします。
(YouTubeのチャンネル登録よろしくお願いします)


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