みなさんこんにちは、タケイです。
今日は「公務員時代の辛かったお仕事3選」について執筆します。
この記事を書こうと思ったきっかけ
私は大学卒業後、社会人2年目で「勝ち組」と呼ばれる公務員になりました。
ですが、2ヶ月目から上司のパワハラを受け、半年後に休職、約1年半で公務員を退職しています。
公務員は世間の評判や業務説明会で、いいイメージが先行している中、「公務員の仕事のリアル」に興味がある人もいると思います。
今回は、私が公務員時代にパワハラ上司のもとで携わった辛かった業務を紹介し、公務員の知られざる現場仕事のリアルについて執筆しようと思います。
ですので、「公務員時代の辛かったお仕事」について、執筆することにしました。
公務員時代の辛かった仕事
では、公務員時代の辛かったお仕事について詳しく記述します。
1.住民への鬼電

公務員時代の辛かったお仕事の1つ目は、住民への鬼電です。
これは、ある公的制度を利用するために必要な住民票や免許証のコピーなど、提出が必要な書類を集めるため、「住民票や免許書のコピーを早く提出してください」と住民に電話するお仕事です。
なぜ、これが辛かったのかというと、制度を利用するのは住民の任意にもかかわらず、上司が「制度を利用させないと後々めんどくさいことになる」とのことで、半強制的に制度を利用させる考えだったからです。
ですので、制度を利用させるために必要な書類を、期限までに集めないといけなくなりました。
住民の中には、制度を知らない人はもちろん、書類をすぐに提出しない人もいるので、制度を利用“させる”ために、何回も電話し、おそらく書類未提出の1人に対し、1日3回は電話したと思います。
イメージとしては、税金を納めていない住民に毎日電話するような感じです。
この仕事でさらに辛かったのは、書類の提出状況を上司が毎回確認をしていて、進捗が無ければ同僚の皆の前でキレていたことでした。
改めて、この仕事を通して、電話で督促をする仕事は辛いと確信した気がします。
ですので、公務員の仕事は書類作成ばかりで楽だと思いがちですが、電話でコミュニケーションとることもたくさんあるので、電話応対が苦手という人は向いていないと思っています。
2.多額の税金を扱う

公務員時代の辛かったお仕事の2つ目は、多額の税金を扱うことです。
これは、税金である予算から、多額のお金を振り込んだり、管理したりしたことを意味します。
100万円を銀行から借りて、税金である予算で補填したり、実際に住民の銀行口座に10万円をATMで振り込んだことがありました。
あと、某銀行では、100口座以上の振り込みがある場合、自動で振り込みを設定してくれるところもあったので、その金額を設定したり、金額を確認したりもしました。
なぜ、この仕事が辛かったのかというと、1円たりとも多いまたは少なかった場合、始末書を書いて懲戒処分の対象になり、多額のお金を動かすので、「失敗が許されない」と極度のプレッシャーを感じていたからです。
さらに、パワハラ上司が最終チェックするため、そのチェックの段階で設定ミスがあると怒鳴られる環境でした。
私は学生時代、お金を扱うアルバイトしなかったり、お金を振り込むことをしなかったので、「お金の扱い」に慣れていませんでした。
なので、公務員になってからお金を扱う仕事を始めてした時は、めちゃくちゃ緊張していて、もし学生時代にお金を扱うことになれていたら、もっと心理的抵抗なく仕事ができたと思います。
こんな感じで、公務員は、お金を動かす仕事にも携わることになります。
3.スケールが大きい仕事の担当になった

公務員時代の辛かったお仕事の3つ目は、スケールの大きい仕事の担当になったことです。
「スケールの大きい仕事とは、なんぞや」ですが、大学入試だったり、選挙だったり、採用試験だったり、世間でも結構注目されるようなお仕事を意味します。
私が公務員になって1年目に、このスケールの大きい仕事を任され、しかも責任者になってしまいました。
なぜ、スケールの大きい仕事が大変だったかというと、1年目の新人で右も左もわからない状態にもかかわらず、いきなり責任者に任され、多数の人を動かすわけなので、「失敗してはいけない」プレッシャーに耐えることができなかったからです。
実際、パワハラ上司からも、「今の君なら絶対に失敗する」と言っていて、周囲もサポートしてくれる感じがしなかったので、失敗するイメージしか湧きませんでした。
結局私は、パワハラ上司との関係がよくなくて休職し、スケールの大きい仕事から逃げた形になりましたが、本当に逃げてよかったと思います。
右も左もわからない状況で責任者をやるのは、現場を司る身として危なすぎて、何か緊急事態が発生した時、対処できません。
この仕事を通して、私はスケールの大きい仕事を担うには、相当なメンタルと覚悟、周りとの信頼関係が大事だと痛感しました。
経験不足が仕事を辛くする

今回、公務員時代の辛かったお仕事について紹介しましたが、辛い仕事をしながら常に思っていたのは、
「学生時代にアルバイトなどで色々経験しておけばよかった」
ことです。
公務員を目指すにあたり、どんなアルバイトがプラスなのかは、次回のブログで紹介しますが、
基本、学生時代の経験は何でもプラスになります。
もし自分がアルバイトをもっとやっておけば、公務員になったときに即戦力になれたかもしれません。
ですが、実際は足を引っ張る面倒な新人でした。
このブログを読んでいただいた方は、ぜひ私みたいな迷惑な新人公務員にならないように、早いうちから行動するようにしましょう。
今回のブログもご覧いただきありがとうございました。
毎週ブログを更新してますので、今後も読んでいただくと嬉しいです。
なにかあれば、TwitterでDMをください。
これからもよろしくお願い致します。