みなさん、こんにちは。タケイです。
今日は「適応障害はどんな病気か〜深田恭子さんの適応障害から〜」について、執筆します。
この記事を書こうと思った理由
5月27日に「深田恭子さん適応障害で芸能活動中止」というニュースを見ました。
「適応障害」がTwitterのトレンドになるくらい、適応障害が話題になりましたが、
私も2019年1月に適応障害となり、公務員を休職したことがあります。
余談ですが、休職期間中、ちょうど深田恭子さんと横浜流星さんが出演していたドラマ「初めて恋をした日に読む話」が放映されていて、毎週火曜日を楽しみに過ごしていたのは記憶に新しいです。
話を戻し、深田恭子さんも患った適応障害については、どんな病気か世間で知られてないと思います。
今回は適応障害になった私が経験談を書きたいと思い、「適応障害とはどんな病気か」について、書くことにしました。
適応障害とは
適応障害とは、不安や焦りなどの情緒的な症状、不眠や頭痛などの身体症状、そして遅刻や暴飲暴食といった症状が出る病気です。
適応障害ですが、意外にも著名人でなった方が多く、例えば、皇后雅子様や千原ジュニア・千原せいじ、ロンドンブーツ1号2号・田村亮、元SUPER☆GiRLS石橋蛍さん、元BOYS AND MEN田中俊介がいます。
ですので、適応障害は大物でも普通になる病気です。
もっと適応障害に知りたい方は、参考になる動画を貼りましたので、見てみてください。
適応障害はどんな感じだったか
では、私が適応障害になったときの体験談を書きます。
適応障害になったのは、2019年1月、公務員として勤務して9ヶ月目の時です。
学生時代から憧れた公務員に猛勉強の末なったものの、1ヶ月目から上司のパワハラを受け、我慢しながら働いていました。
パワハラ上司からは、「メンタルで休むとか理解できない」と言われつつ、何回か休みを繰り返していくうちに、年末年始の長期休暇後に出勤しようにも、職場に行けなくなり、
心療内科を受診した結果、「適応障害」と診断されました。
「適応障害」とは、うつ病の1歩手前であります。
私が思うに、適応障害になることは、その環境に適応できていない、職場環境が合っていないと思っています。
なぜなら、今、派遣エンジニアをやっていますが、適応障害が再発する兆候が一切ないからです。
魚に例えるなら、淡水魚は川で生きれるのに、無理して海で生きようとして、そのまま環境に適応できず死ぬ感じです。
人間で行ったら、職場環境があっておらず、仕事に行けなくなる
まさにこれが適応障害で、適応障害と診断されたら、「あなたの生きる環境はあっていないですよ」と忠告されたようなものだと思っています。
どんな人が適応障害になりやすいのか
どんな人が適応障害になるかというと、誰でもなる可能性があります。
特に、仕事に行くのが辛い人は要注意ですが、仕事が楽しい人も例外ではありません。
というのも、職場環境には必ず変化があります。
例えば、職場に行くのが辛くなかったのに、人事異動で部署が変わったり、新しい人が部署にきたりして、苦手な人と一緒に働くことになり会社に行くのが辛くなった
みたいな状況は普通にありえます。
私の知り合いでも、全然社交的なのに、職場環境、特に同僚と合わなくて、適応障害で休職した人が複数います。
それでも、どんな人でも一緒に働く自信がある人は適応障害になりにくいですが、学生時代に不登校の経験があるとか、誰かと一緒じゃないと行動できない人、職場環境がきっかけでバイトを短期で辞めたことがある人は適応障害になりやすいと思っています。
ただ、適応障害になっても問題ありません。
適応障害になれば、診断書を貰えて、給料の約7割をもらいながら、会社を休むことができます。
会社を休んでいる間は、適度に休みつつ、適応障害になった原因は何だったのか、今後どうすれば適応障害にならないのかを考え、行動して、自身をレベルアップする期間と思えば問題ありません。
そういう意味で、適応障害は、人生を見つめ直すいい機会だと思っています。
深田恭子さんの適応障害はどんな感じか
では、深田恭子さんの適応障害がどんな感じなのかというと、正直、わかりません。
本人が1番わかっていると思いますが、人間関係で悩んでいたかもしれませんし、芸能界で生きる以上、ハードなスケジュールで仕事をしていたのは間違いありません。
ドラマの撮影はシビアだと思いますし、そのドラマを全国民が見るので、プレッシャーの大きい職業であったのは確かです。
ですので、簡単に適応障害になって当然なのです。
ただ、体力的、精神的、そのどちらかで無理をしていた可能性は高く、うまくバランスが取れていたら、仕事を続けることができたと思います。
今回は芸能活動休止という形になりましたが、深田恭子さん自身の人生を最優先に考えて欲しいですし、すぐに復帰することは考えず、ゆっくり休んで欲しいです。
適応障害になったら、どんな治療になるか
次に、適応障害になったら、どんな治療になるかというと、
まずは、心療内科か精神科の病院に行き、カウンセリングを受け、寝れない場合は薬事療法で対処します。
その後、定期的にカウンセリングを受け、しっかり規則正しい生活を過ごせるようにし、社会復帰に向けてトレーニングしたい人がいれば、病院で準備されているプログラムを受ける人もいます。
そのプログラムですが、同じく社会復帰を目指している人と一緒に何か作業したり、交流を深めたりして、徐々に社会性を戻すものです。
もちろん、私みたいに社会復帰のトレーニングをしない人もいますが、
そういう人は、適応障害の原因となったことを1分でも忘れられるように、楽しく過ごしていきます。
私だったらボウリングしたり、ユーチューブ見たりしていましたが、人によっては旅行に行く人もいて、
「旅行ってどうなの?」と思う方もいると思いますが、治療としては問題ありません。
適応障害の治し方は、パワハラ上司のような適応障害の原因を考える時間を1秒でも減らすことなので、旅行に行って、パワハラ上司を忘れられるのであれば、オッケーです。
逆に外出しないで、ずーと職場のことを考えている方が、適応障害を治す時間を長くしてしまうので、外に出るよう推奨されます。
ただ、旅行に行っている間は、職場の皆さんが仕事をしているので、SNSに「旅行楽しいでーす!」みたいな投稿をしてはいけません。
普通に処分の対象になるので、みんなにバレないよう、密かに楽しい時間を過ごすのが大事になってきます。
適応障害にならないためには
先ほど書いたように、適応障害は誰でもなります。
そのため、普段から過ごしている環境があっているかどうかを確認して欲しく、
今、楽しく生きているか
を、常に考えて欲しいです。
よく「苦しい思いして働いて、みんな給料もらって生活しているんだ」
と思っている方がいますが、その考えが適応障害を生み出します。
私も「苦労してなった公務員、退職するなんてもったいない。苦しい思いして当然」と思っていたので、パワハラを受けていても、「これが普通」だと思っていました。
ですが、結果は急に職場に行けなくなって適応障害になり、今もトラウマなくらい、人生に影響を与えています。
働くのが苦しいと生きるのが苦しくなる一方で、楽しく働いて、給料をもらっている人がたくさんいるのです。
あなたが苦しい思いをして給料をもらう資格はどこにもありません。
今すぐ休職するなり、転職して、人生を楽しくして欲しいと思います。
人生が楽しいと、ストレスが掛からなくて健康にもいいので、長いスパンで見たら、長生きできる時間が1秒でも増えます。
助け合って生きていこう
適応障害は誰でもなることをお伝えしましたが、もし周りに適応障害になりそうな人がいたら、ぜひサポートして欲しいです。
適応障害になりそうな人は、休みがちな人だったり、なんか職場で浮いている人で、精神的にダメージを受けていそうな人がいたら、サポートしてもいいと思っています。
そして、適応障害になりそうな方は、限界が来たら休職して欲しく、休職しても損するのは出世に響くくらいで、他に損することはありません。
どうしても今の会社で出世したい人は休職しにくいと思いますが、そうでもない人はぜひ休職して、健康第一で考えて欲しいと思います。
過去のブログで休職について書いた記事がありますので、そちらもご覧になっていただけたら幸いです。
今回のブログもご覧いただきありがとうございました。
毎週ブログを更新してますので、今後も読んでいただくと嬉しいです。
また、YouTubeも投稿していますので、そちらも見ていただくと嬉しいです。
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これからもよろしくお願い致します
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