人間関係 公務員

公務員に一部変な人がいる理由

みなさん、こんにちは。タケイです。

今日は「公務員に一部変な人がいる理由」について、執筆します。

この記事を書こうと思った理由

私は2018年の4月から2019年の8月まで公務員として働いていました。(そのうち、8ヶ月は休職)

学生時代もインターンシップで公務員の現場を2回経験し、国民のために働いている姿を目の当たりにしてきたので、公務員の現場の雰囲気は知っている方です。

公務員の職場は、本当に優秀な方が多く、尊敬できる方もたくさんいましたが、

ニュース等の報道でご覧の通り、一定数、人間的におかしい公務員もいます。

公務員が不祥事を起こして、懲戒処分を受けるニュースを見たことがあると思いますが、

今回は現場で経験してきた私がなぜ「公務員に一部変な人がいる理由」について、解説したいとおもったので、記事を書くことにしました。

公務員に一部変な人がいる理由

念を押しておくと、決して、公務員全員がおかしい人ではありません。

中には、神様なんじゃないかと思うくらい素晴らしい人がいましたし、私も公務員時代にそういう素晴らしい人と飲み会によく行ってました。

ですが、その公務員の飲み会でも、「あの人は人間的に終わってる」と話題になったこともあるので、なぜ人間的に終わってるか、私なりに考察してみたいと思います。

具体的には下記の通りですが、

1、世間体を気にした人が多い

2、公務員になった驕りがある

3、出世しか興味ない

詳しく書いていきます。

1、世間体を気にした人が多い

一瞬考えてみて欲しいですが、公務員になる人の「公務員になった本音の理由」って何だと思いますか。

思うに、

「安定しているから」「福利厚生がいい」「休みが取りやすい」「世間体がいい」「合コンでモテるから」

のどれかに当てはまると思います。

よく志望動機で、「国民のために働きたい」「県民のために働きたい」「市民のためにはたらきたい」「国をもっと良くしたい」「〇〇の政策に関わりたい」

みたいなことを言う人がいますが、だいたいが嘘です。

「では、具体的にはどういうことですか」

「どういうことをすればもっと良くなると思いますか」

など、具体的な説明を求める質問すると、1発で、表面上、考えて作った志望動機なんだな」とわかってしまいます。

私も、「県の待機児童を無くしたくて公務員になりたいです」と話しましたが、「学歴的に、大企業に入れないのがコンプレックスで、世間体を気にして、モテたかったから」が本音でした。

私のように、世間体を気にして公務員になった人は、世間体を気にしないといけないほど、自分に自信がないので、公務員は勝ち組だとか、公務員は上級国民だみたいな、偏った考え方をする傾向があります。

一方、世間体を気にしていなく、単に自分のやりたいことがある人は、大企業だろうと中小企業だろうと、自分がやりたい仕事をしたいので、世間体を気にすることなく、幸せに生きることができるのです。

ですので、自分のやりたいことがなく、世間体を気にした人の集団が公務員で、自分に自信がないので、人をバカにしたり、パワハラしたり、おかしな行動や言動をしてしまう人がいるのです。

2、公務員になった驕りがある

公務員試験は、大学受験以上に試験科目があり、1年弱の時間をかけて勉強しないと受からない試験です。

科目を一覧にすると、

数的推理

判断推理

文章理解

図形解釈

空間把握

人文科学

社会科学

時事問題

憲法

民法

行政法

ミクロ経済学

マクロ経済学

財政学

社会学

行政学

政治学

論文

面接やSPIを受ける民間企業で働いている人と違って、採用試験を通過するために、これくらい勉強しています。

また、筆記試験の後には、面接もあり、倍率も低くないので、難関と言っても過言ではありません。

したがって、「こんな難しい試験を合格して、公務員になった自分は優秀」と思って、「大企業並みの福利厚生と評判」を手に入れたので、

「公務員だから、民間のお前らより優れてるんだぞ」と思っている人もいます。

特に、「中小企業に行ったら人生負け組」、「民間とか終わっている」

みたいなことを言ってる公務員がいたら、要注意で

完全に公務員の自分が勝ち組だと思っているので、遠回しにあなたのことを馬鹿にしてきます。

先ほど書いた通り、私も自分にコンプレックスがあって、人から馬鹿に思われたくない、むしろ

「お前より優れているんだぞ」と心の中で思いたい自分がいました。

ですが、現実は上司から毎日パワハラを受けていた状態で、

「あんなに勉強して公務員になったのに、毎日パワハラを受ける自分、何してるんだろう」って思っていて、他人を馬鹿にする以前に、自分が馬鹿にされる公務員生活を送っていました。

今思うと、自分が公務員になってパワハラをうけたのは、公務員になった驕りがあったから、神から天罰が下ったと思っています。

公務員になりたい人、公務員の方は、ぜひ今一度、自分は公務員になって驕りがないか、自己確認してみてください。

3、自己中心的で出世しか興味ない

公務員として給料を上げる1番手っ取り早い方法が、出世です。

年に1回、昇任試験があり、筆記試験、面接、その他、職場での評価で、出世するのが相応しいか否か決まります。

そこで、「公務員になったら、出世するぞ」と意気込んでいる人は、職場で、自分の評価を下げるようなことは目障りでしかありません。

1番いい例が部下のミスで、自分がミスしたわけじゃないのに、「上司としての評価が下がる」ことです。

同僚がミスをしたので、組織から見た自分への評価が下がり、出世から遠のいてしまいます。

そうすると、ミスをする部下が目障りなので、

自分の評価を下げるような人に対しては、パワハラでも何でも、退職を追い込む行為を

違法じゃないギリギリな形、「君のためを思った指導」でしてくるのです。

ストレス発散なのか、その人がいなくなって欲しいのかわかりませんが、仕事ができない人に厳しいのが現実で、

マネジメントなんかどうでもいい、自分の評価さえ下げなければいい

と思っている上司は、何かトラブルが起きた時、不都合な状況になった時に、不祥事を隠す方向に行ってしまいます。

もしくは、機嫌が悪くなって、部下に怒号を飛ばすこともあります。

私からすれば、部下がミスをしてしまうのは、上司のマネジメント不足、ミスしやすい状況を作ってしまってることだと思っているので、半分上司のせいにしていますが、

こういう、自分の出世にしか興味がなく、どうすればもっとチームの生産性が上がるか考えていない上司がいるので、そういう上司の元で働くことになったら、注意が必要です。

公務員全員が悪者ではない

公務員に、おかしい人が一定数いて、その原因を書いてきましたが、もう一度書くと、公務員全員がクソではないことです。

どんなトラブルが起きても、感情的にならず、誰も責めずに冷静に対処する人もいましたし、私をいつも褒めてくれた上司もいました。

公務員対抗のスポーツ大会に「即戦力だ」と私を誘ってくれた人もいましたし、公務員時代のいい思い出もたくさんあります。

ただ、公務員になりたい方の多くは、福利厚生が良く、世間体もいい、クビにならないから公務員最高というところに、フォーカスしがちです。

それでも、現実はそれ以上にドロドロしたところもあるんだよ

というのをお伝えしたく、今回、この記事を書きました。

ぜひ、自分が公務員になって、今日紹介した変な公務員と働くことになった時、どう対処していくか考えるきっかけになればいいなと思います。

今回のブログもご覧いただきありがとうございました。

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