公務員

公務員試験の筆記試験、独学で確実に受かる方法

みなさん、こんにちは。タケイです。

今日は「公務員試験の筆記試験、独学で確実に受かる方法」について、執筆します。

この記事を書こうと思った理由

普段はエンジニアについて発信していますが、エンジニアになる前は公務員をしてました。

公務員になるべく、公務員試験を色々受けましたが、結論、学生時代に市役所、社会人に県庁2つの筆記試験に合格し、計3つの試験区分で筆記試験に合格しています(市役所と県庁の1つは面接辞退)

しかもLECとかTACとか、東京アカデミーのような予備校に行かないで、完全独学で合格しました。

ですので、公務員試験の筆記試験については、確実に受かる方法を熟知していると自負しています。

今回は公務員試験がどういうものなのか、ある程度理解している方向けに、「筆記試験に確実に受かる方法」について書こうと思います。

筆記試験に確実に受かる方法

もったいぶらずに紹介すると、

実務教育出版から出ているスーパー過去ゼミをひたすらやることです

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どうしてこの本がいいかというと、

構成が

知識をまとめたページから始まり(POINTの所)

問題が10問くらい(もっと多いかも)

そして解説

この繰り返しで構成されていて、インプット→アウトプットで知識が定着しやすく、演習にはもってこいの構成になっているからです。

なので、スーパー過去ゼミ(以下、スー過去)を買ったら、

必要重要事項ページを読む(章の最初、POINTの所)

問題を解く

解説を見る

を繰り返し、ひたすら暗記したり、理解しながら進めていくと、筆記試験のボーダーと言われる6割7割に到達できます。

もちろん、スー過去を1回やって、すぐに暗記できるほど、魔法のアイテムではないですが、わかりにくいところは、別の参考書を買ってみたり、動画を見て学習したりすればOKです。

「過去問解きまくり!」はどうか

公務員試験の勉強は、スー過去でOKですが、

どうしても全く同じ位置付けである「過去問解きまくり!」と比べられるところがあります。(当時は「クイックマスター」という名前でした)

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なので、私も「過去問解きまくり!」と比較してみようと思いますが、「過去問解きまくり!」でも悪くありません。

当初、私も「左のページに問題、右のページに解説」の見開きスタイルが好きだったので、「過去問解きまくり!」から始めました。

ですが、やっているうちに、辞書を隅から隅まで読んでる感覚になって、あの分厚さに辟易してスー過去に浮気してしました。

その点、スー過去は、文字は小さいですが、あっさりしているので、とても解いていてよかったです。

実は学生時代、「過去問解きまくり!」を使って勉強していたんですが、成績があまり伸びなく、県庁に落ちてしまったんですが、スー過去にしてからは成績がめちゃくちゃ伸び、社会人になってから、余裕で県庁2つの筆記試験に合格しました。

もしかしたら、「過去問解きまくり!」での演習不足や使い方をミスったかもしれませんが、「演習にはちょっとやりすぎな問題量なのかも」と思っています。

なので、公務員試験を受ける人で教材に迷っている人は、よほど「過去問解きまくり!」がお気に入りでない限り、思考停止でスー過去をやれば問題ありません。

さらに効率化をする上で

スー過去を買ったら、隅々問題を解いてもいいですが、「過去問解きまくり!」ほどではないものの、それなりに問題数があるので、少し勉強の効率化することが必要です。

それでその効率化を図る方法ですが、

国家総合職を受けない方は、スー過去に記載されている「国家総合職」「国家I種」の問題を飛ばしても構いません。

理由は、国家総合職の問題は問題文が長く、複雑な設定をしているので、相手にするだけ無駄だからです。

しかも、基礎ができてないのに応用すぎる問題にチャレンジしても、解けるわけがないので、スー過去の基本レベルから普通レベルの問題を繰り返し解くだけでOKです。

公務員試験は、基本問題とちょっと応用が解ければ筆記試験は通りますので、激ムズの国家総合職の問題を解いている暇があったら、国家総合職を除外した問題を解いていた方が力がつきます。

過去6年間出ていない問題は解かない

あともう一つ、効率のいい勉強法をお伝えすると、過去出題された問題の頻出分野に絞った箇所だけ勉強します。

スー過去には過去10年分くらい、どの分野がどれくらい出たか

みたいなデータが載っているページがあるので、そこで直近5年くらい出題されている分野は解いて、7年以上出ていない分野に関しては思いっきり解かずに飛ばします。

つまり、国家一般職専願の人は、国家一般職で出た分野だけ勉強し、地方上級や市役所、国家専門職で出た分野はやりません。

国会一般職と県庁志望の方は、「国家一般職」と「地方上級」だけの問題をやり、あとはスルーです。

もし、トップ合格を目指すのであれば、他人と差別化を図るために、他の分野の全ての問題を解く必要がありますが、トップで筆記試験に合格しても、ギリギリで合格しても、筆記に通過すれば公務員になれることに変わりがないので、「楽に公務員になりたい方」はぜひ頻出分野に絞ってやってみてください。

時事問題対策について

これまでは、シンプルにスー過去をやってくださいとの話でしたが、

スー過去になく、かつ重要な科目として位置づけられる「時事問題」について紹介すると、

教養試験で3問くらい出題されますが、スーパー過去問ゼミがないので、「速攻の時事」を読みまくり、そして解きまくりました。

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こちらは、もう3年前の話なので、もしかしたらもっといい問題集があるかもしれませんが、時事の勉強をするときは、用語の意味はもちろん、統計上、データの数値が増えているのか減っているのか、数字がどれくらいなのかを意識して覚えるといいです。

例えば、合計特殊出生率がどれくらいで、前年度に比べて増減がどうだったかみたいな感じです。

時事問題は、とにかく暗記すれば解けて、コスパがよく、しかも教養試験の中で3問も出るので、重要科目でもあります。やらない手はありません。

論文試験について

論文試験は、予備校に行ってる人は、講師に論文演習で添削してもらって、完璧にこなせると思いますが、独学の人は、

公務員試験の論文用の本を1冊買って、その本に書かれている文の構成を真似して書けば大丈夫です。

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ちなみに、私は1万円くらいの論文用の教材を買って、ひたすら読んだり写したりしていただけで、添削はしてもらってません。(1万くらいの教材にツッコミたくなりますが)

つまり、ぶっつけ本番で論文を書きました。

ですが、こちらもスー過去と同様、数え切れないくらい、何回も読み、写していていたので、めちゃくちゃ対策したと言ってもいいかもしれませんが、

論文を書くときは、ざっくり

現状
現状の問題
問題に対する対策
結論

みたいな構成をしていきます。

それで、「現状」と「現状の問題」については、時事問題の勉強で得た知識や数値を引用していけば、なんとか書けるので問題なく、

「問題に対する対策」は、「ボランティアを活用する」とか、「SNSを活用する」、「職員の研修をする」、「補助金を出す」

みたいに、論文のテキストに書かれている「よくある方法」をパクって書いて、なんとか書き切っていました。「結論」も同様です。

ここまで見てわかる通り、論文試験は内容をあまりガチで見られてるわけなく、公務員を現場で経験したことがない皆さんが、「行政の職員として〇〇について論ぜよ」みたいな論文をガチで書けるはずがありません。

なので、文の構成や論理的思考力、誤字脱字、字の綺麗さなど、社会人としての最低限の礼儀を、論文から見てると思っています。特に字が汚いって、印象悪いですしね。

公務員の筆記試験はやるかやらないか

公務員試験の筆記試験を通過する方法は、今思うととてもシンプルで

スー過去をやりまくるだけ、そしてわからないところは別途問題集や動画を参考にする

これだけです。

ただ、解かないといけない科目が多いので、挫折しそうになりますが、だからこそ、効率がいいやり方を見つけ出して、ひたすら問題を解いて欲しいなと思います。

数をこなしていくうちに、スー過去の問題がわかってきて、問題を解くのが楽勝になっていきます。

その状態になったら、筆記試験は合格間違いなしです。

公務員試験を受けたいと思っている皆さん頑張ってください。

今回のブログもご覧いただきありがとうございました。

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